初めての自作PC #1 自作PCの作り方
こんにちは、ゆーじるです!(^^)/
近年、自作PCに興味を持ち始める年齢層が
だんだんと若くなってきている気がします。
大学生、高校生、早ければ中学生でパソコンを持っている
時代です。
ただ、自作PCを作るにあたり、ネットで調べたりしても、
自作PC界も年々進化しており、年々情報が古くなってきます。
なので、これから始める方や、将来パソコンが欲しい人などに、
パソコンはどういうパーツが使われているのか等を
知っていただけたらと思います。
自分でパーツを選んで組み立てて自分好みにすると、
とっても愛着がわきます(*'▽')
組み立てるのはとても簡単です!
まず初めに、
BTOと自作PCの違いって?
BTOパソコンとは
BTOパソコンって聞いたことありますか?
BTOとは、メーカーが組み立てて販売するパソコンのことです。
組み立てて送ってくるので、届いたらすぐ使える状態になっています。
また、初期不良などがもしあればメーカーが保証してくれます。
Mouse等のメーカーサイトへ行けば、スペックごとに選べ、
自分の予算と相談して購入できます。
ただ、全て自由にパーツを選べるわけではありませんので、
メーカーにこだわりがある方や、PCケースを自分で選びたい方には向かないでしょう。
自作PCとは
その名の通り、自分でパーツを購入し組み立てていくことです。
なので、動かなかった際は自分で原因を見つけるしかありません。
ただ、そのおかげでパソコンの知識も付きましたし、
なにより細かいパーツまで自分で選択することができるので、
唯一無二の自分だけのパソコンが作れるでしょう。
特にパーツのメーカーなどを自分で自由に選べるので、
お気に入りのメーカーで統一したりなどのカスタムも可能だ。
自作PCを完成させるまでの流れ
①やりたいこと、用途を決める
↓
②予算を決める
↓
③使うパーツを選定する
↓
④PCを組み立てる
↓
⑤起動し、ソフトウェアインストール
という流れになるかと思います。
やりたいこと、用途を決める
やりたいことによって、使用するパーツのコストが変わってきます。
パソコンを使って動画を見るだけなら、今の時代はタブレットやスマホで
十分だと思います。
大きく分けて用途は下の通りだと思います。
〇ゲームをやりたい!(MMOやFPS)
→ゲームを高画質でやりたい(高コスト)
→ゲームを単純にプレイしたい(低コスト)
〇動画編集を行いたい!
〇イラストを描きたい!
〇仕事でエクセルやCADなどのソフトを使いたい!
などなど、この他にも色々あるかと思います。
ただし、公式ホームページに記載してある、
必須スペックギリギリで自作PCを作ってしまうと、
動作が重くなってしまう可能性もあるので注意が必要です。
予算を決める
①で決めた用途によって予算が変わってきます。
また、PC本体だけの予算だけだと、モニタ、マウス、キーボードなども
追加で費用が掛かってしまいます。
使うパーツを選定する
自作PCを作るにあたり、必要なパーツは以下の通りです。
また、順番通りに決めていくといいです。
①CPU
パソコンの頭脳に当たる部分です。
CPUの良し悪しによって、パソコンの性能は決まります。
コア数、スレッド数、TDPなどあります。
詳しくは別記事で掲載します!
②マザーボード
CPUやグラボ、その他すべてのパーツを取り付ける基盤となります。
注意してほしいのが、使うCPUによってこのマザーボードが決まってます。
ですので、まずCPUを決めてからマザーボードを決めるといいでしょう。
サイズの種類があり、ATX、Micro ITX、Mini ITXの3種類あります。
後述する、PCケースと密接の関係にあるので注意が必要です。
③メモリ
一度にたくさんの作業をする際に容量が必要です。
一般的に16GBあれば大丈夫。
その他用途によって32GBが必要な場合も。
④グラフィックボード
ゲームや動画編集をする際に重要なパーツになります。
イラストを描く際も、大きいサイズ(等身大等)を描くのには
より高性能なグラフィックボードが必要となります。
値段がピンからキリまであるので、使用用途によって決めよう。
⑤CPUクーラー
CPUは発熱するパーツなので、それを冷却するために必要なパーツです。
低スペックCPUを選択する方は付属のリテールクーラーと呼ばれる
物を使用すれば問題ないですが、ハイスペックなCPUを選択される方は
別でCPUクーラーを購入する必要があります。
また、CPUクーラーには空冷クーラー、簡易水冷クーラー、水冷クーラーの
3種類があります。他に特殊なものもありますが、基本この3種類です。
⑥ストレージ
ストレージは、データを保存する場所です。
写真や動画、ゲームデータはすべてストレージに保存されます。
ストレージはいくつか種類があります。
・M.2 SSD (NVMe規格)
・mSATA SSD
・HDD
と大きく分けて3種類です。
価格も金額も速さも
M.2 SSD>>>>>mSATA SSD>>>>>HDD
なので、コストで言えばHDDですが、私はSSDのどちらかをお勧めします。
結局、CPU等がハイスペックでもストレージの読み書きが遅いと、
意味がなくなってしまうからです。
OS等を保存するシステムドライブはmSATA SSD以上となるでしょう。
逆に、バックアップとして大容量のHDDを低価格で購入するのはありと言えます。
⑦電源
パーツが決まったら次は
全てのパーツに電源を送る電源ユニットです。
電源の容量が小さすぎると、PCが起動しなかったりするので、
余裕をもって購入しましょう。
使用予定消費電力が60%程度になるような電源容量にするのがおすすめです。
消費電力は”BTO パソコンミニ館”というサイトで使用予定のパーツを
選択すれば、自動で計算してくれるのでお勧めです。
⑧PCケース
私は最後に決めますが、お気に入りのPCケースを見つけた人は、
PCケースを念頭にパーツを選んでも大丈夫です。
PCケースを選ぶ際に注意することは、
マザーボードのサイズ規格と合っているかです。
マザーボードには、ATX、Micro ITX、Mini ITXと3種類あります。
それぞれの特徴です。
ATX・・・一番大きいサイズ。機能や拡張性に一番優れる。グラボを2枚さしたり、
ストレージをたくさん搭載することもできます。
PcIeがたくさん搭載されているので拡張性◎
大きくても問題ない人は迷わずATXを選びましょう。
Micro ITX・・・中間のサイズです。機能や拡張性にもほどほどに優れます。
ギリギリグラボを2枚指すこともできるが、PcIeが4列の物が多い。
Mini ITX・・・一番小さいサイズです。機能や拡張性が最低限になりますが、
一番のメリットは省スペースなことです。マザーボードが小さいことから、
PCケースも小さいサイズを選択することができます。
拡張性が少ないため、選択する際は仕様をよく確認すること。
⑨モニター
PCが組み終わったら次はモニターです。
一般的に24インチか27インチが主流だと思います。
ゲームでラグをなくしたいならゲーミングモニター。
イラストを描きたくて、色調が大切な方は、色調が調整されているモニター
2画面や3画面にして効率よく作業したい方等。
使い方は多岐にわたると思います。
⑩マウス
マウスは非常に重要です。
実際に店頭に足を運んで選んでみるのがいいと思います。
ゲーミングマウスは、マウスを移動する際の感度がよく、精細な動きを実現してくれます。
FPSゲーム等で非常に活躍してくれます。
またMMO向けのゲーミングマウスは、ボタンがたくさんついており、
キーを割り当てることで、マウスだけで攻撃などのボタンを押すことができます。
小型のマウスや、大型のマウス。トラックボールや有線、無線のマウス等
紹介しきれないほどたくさんの製品が出てます。
今度記事にしてみたいと思います。
⑪キーボード
キーボードも非常に重要です。
こちらも通常のタイプや、ゲーミングキーボードのメカニカルキーボードなどの種類があります。
打ち心地を重視したいのか、打ち込んだ際の感度を重視したいのか、
または、静穏性を重視したいのか、有線、無線等いろいろ種類があります。
特に夜部屋を暗くして使う際は、光るゲーミングキーボードが大変便利です。