ゆーじるブログ

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初めての自作PC #4 メモリ編

こんにちは、ゆーじるです(^^)/

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私も自作初心者だった時、メモリって何をするのかもわからず、
どのくらいの量を積めばいいのかわかりませんでした。

メモリは多く搭載できればそれに越したことはないですが、
自作初心者は、どのメモリをどのくらい搭載すればいいのかわからない方も多いかと思います。

今回は、メモリの役割から、メモリの種類、自分の用途に合った選び方や容量の目安などについて、解説していきたいと思います。

メモリの選び方

メモリは、CPUが情報を処理する際に、一時的にデータを保存しておくためのパーツになります。
容量が多ければ、一時的に保存しておけるデータの容量が大きくなるため、
情報量の多い処理の時にはより快適になります。
しかし、処理する情報量より大きい容量の物を搭載しても意味はありません。

現在は、8~16GB程度の容量があれば問題ありません。
また、メモリは後からでも比較容易に追加することもできるため、足りないと思ったら後で追加すれば大丈夫です。

逆に、メモリをたくさん使用するPhotoshopGoogleChromeや動画編集ソフトを同時起動していて、メモリ容量が足らなくなった場合、
メモリではなくSSDやHDD上のデータを用いて計算することになるので、非常に遅くなり、ほとんどの場合泊まってしまいます。

メモリを選ぶ時の注意点として、メモリごとにある規格です。CPUやマザーボードが対応していない規格のメモリは使用することができません。
これから自作しようと考えている方は、選択肢のCPUとマザーボードが対応しているメモリをしっかり確認して選べば間違いません。

使用用途を決める(容量の目安)

初めに決めたいのが、容量です。
規格等よりも、まず容量を決めましょう。

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容量は、用途によって推奨容量が異なります。

デスクトップパソコン用メモリとノートパソコン用メモリは違う

メモリを購入する際に注意してほしいことの1つとして、ノートパソコン用のメモリと間違って購入してしまうことです。
分かる人は形を見ればわかりますが、初めて購入する方は右往左往するかもしれません。

・デスクトップパソコン用メモリ (DIMM)

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・ノートパソコン用 (S.O.DIMM)

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自作をする際は基本的に”DIMM”を購入しましょう。ただし、ごく一部の省スペースに特化した小型PCを組む際に、
デスクトップ用パソコンでも”S.O.DIMM”しか搭載できないモデルもあるので、しっかりと確認しよう。

メモリの規格

メモリは、容量のほかに規格があります。
最近ではよく”DDR4”と呼ばれる規格のメモリが主流になりつつあります。
”DDR4”の性能は”DDR3”の性能の倍近くあるそうです。

また、”DDR4”と”DDR3”には互換性がありません。
仕様電圧が違う関係や、そもそも取付スロットの切り欠きの形が合いません。
ですので、間違えて取り付けるということはないですが、対応していないのに買ってしまっては損をしてしまいます。

ゆえに、”DDR3”を購入するメリットはありませんので、迷わず”DDR4”を購入しましょう。

メモリクロック周波数

メモリの速度はクロック周波数で決まります。
クロック周波数が高ければ高いほど高速なメモリとなります。

最近販売されているメモリの主流は”DDR4-2133”~”DDR4ー3200”の範囲だと思いいます。

メモリの速度としては、 DDR4-3200 > DDR4-2133 となっています。
およそ1.5倍もの性能さがあります。

ですが、体感的にそこまでの性能さを感じないと思いますので、
クロック周波数よりは、容量を余裕をもって購入した方がいいかと思います。

※メモリのクロック周波数は、マザーボードが対応していないと対応しているクロック周波数帯まで、
 メモリの性能が落ちてしまいますので、マザーボードの仕様をしっかり確認して購入しましょう。
 

OSの確認

メモリを購入する際にまた注意することとして「OS」です。
OSには、32bit版と64bit版があり、OSの仕様上32bit版は4GBまでのメモリしか認識されません。
64Bit版OSであれば4GB以上も問題なく認識されます。
自作PCを作る際は迷わず64bit版を購入しましょう。

デュアルチャネルやトリプルチャネル

よくメモリの話をするときに、デュアルチャネルやトリプルチャネル、はたまたクアッドチャネルと呼ばれるワードが聞こえてくる時があります。
これは何かといいますと、同じ規格、同じ容量のメモリをマザーボードの特定のスロットへ搭載すると、
より高速に演算処理が行えるというシステムです。

マザーボードの仕様にもよりますが、最近はデュアルチャネルは標準搭載となってますので、
メモリを搭載する際は 16GBx1枚 で搭載するのではなく、 8GB x 2枚 で搭載した方が、容量的には変わりはないが、
より高速に演算処理が行えます。

同じ規格、同じ容量のメモリを2枚セットで効果を発揮するのがデュアルチャネルだが、メーカーも合わせたほうが良い。
なぜなら、異なるメーカーのメモリを使用した際、微妙に性能さや細かい違いがあった場合、性能が高いメモリは性能が低いメモリへ
性能が合わせられてしまうという結果が出ています。

メモリを購入する際、大体2枚1セットとなっているのはこういうことが関係しているでしょう。

おすすめメモリ

同じメモリでも、安い物から高いものまで。
また、チップがむき出しの物から、光るものまで。
最近はたくさんの製品を出しているので、予算と相談して購入しましょう。

G.skill DDR4 DDR4-2666Mhz [8GBx2枚]


値段 ¥10,998(税込) (R2.10 現在)
容量 16GB
枚数 2枚セット
規格 DDR4
モジュール規格 PC4-21300 (DDR4-2666MHz)

よくYoutubeで光るゲーミングPCを作られる方に多く見られるメモリです。デザイン性やヒートシンクがよくできていて、コスパがいいメモリだと思います。
LEDは明るめで、PCケース内が映えます!もちろん専用アプリでライティングを自由に変更できるので、自分の好みにあった色にカスタマイズできます。
ヒートシンクの高さが少し高いので、CPUクーラーとの干渉に注意。他の方のレビュー動画を参考にするといいかも!



CORSAIR 16GB DDR4-2666Mhz [8GBx2枚]


値段 ¥6、286(税込) (R2.10 現在)
容量 16GB
枚数 2枚セット
規格 DDR4
モジュール規格 PC4-21300 (DDR4-2666MHz)

安定と安心のCORSAIR製。価格も安く、ヒートシンクも付いており、黒のデザイン性もよく、なんといっても安いです。
この価格でしっかりとしていて定番中の定番です。



まとめ

いかがでしたでしょうか?

まだまだ細かい話は色々とありますが、自作PCを作る上ではこれ以上の知識は必要ないです。(そもそも知らないです笑
今はLEDで光るメモリもあり、細かいところまで自分好みにカスタマイズできる時代になったと思いました。

私は今CORSAIRのメモリを使用していて光らないので、いつか光るメモリが商品提供されればななんて(;'∀')

それでは皆様よりよい自作PCライフを!(^^)/