ゆーじるブログ

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初めての自作PC #2 CPU編 【おすすめCPU2020年】

こんにちは、ゆーじるです(^^)/

前回の記事で、自作PCについてざっくり説明させていただきました。

なんとなく雰囲気をつかんでいただいたところで、
#2からは詳しく解説していこうと思います。

CPUとは

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CPUは、”Central Processing Unit"の略で、別名:プロセッサーとも呼ばれています。
日本語では、中央演算処理装置などとも。

パソコン上のソフトウェアやハードウェアから送られてくる信号をすべて計算処理
してくれるパーツです。
ソフトウェアとは、OSやAdobeソフトやオフィスなどのこと。
ハードウェアとは、マウス、キーボード、SSD、HDD、その他周辺機器

CPUが全ての処理をしてくれて、ソフトが動いています。

CPUの性能が高いとどうなるのか

CPUには、低性能で安価な物から、高性能で高価な物まであります。
もちろん性能が上がれば上がるほど、計算能力が上がり、
PCが快適に使用できるということです。

パソコンを使っていて、時々画面がフリーズしたことありませんか?
それは、CPUの処理能力が追い付いてないのです。
順番に処理をしているので、一時的に固まってしまいます。
なので性能が高い方がよいでしょう。

しかし、性能が高いCPUはそれ相応に値段も高くなるので、
自分の使用用途に合わせて購入するのがベストです。

CPUの性能の見方

私が使っている"Ryzen7 3700X"を例に見ていきましょう。
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このCPUは上位モデルで、SSランク~Cランクで表すと大体Aランクぐらいのモデルです。

重要なところは

コア数

計算をしてくれる核となるコンピューター部分の個数を示しています。
コア数が多ければ多いほど処理能力が上がります。
「例えば、宿題があったとして、1人より2人でやった方が小売りがいいですよね?」
このように、1コアよりも2コア。2コアより4コア。4コアより.....となります。

Ryzen7 3700Xの場合、8コアあることになり、計算能力が高いということになります。
特にコア数が多いと、並列作業に強く、マルチタスクもこなしてくれます。

更に多いハイエンドモデルだと、コア数が32個もある化け物CPUなどもあります(笑)
価格も20万円以上もしますね。

将棋界の藤井聡太さんが、そのハイエンドCPUを使っていることで話題になっています。

スレッド数(SMT・HT)

1つのコアでさらに複数の作業を行う技術です。
AMD社のCPUでは"Simultaneous multtithreading(SMT)”
Intel社のCPUでは"Hyper-Threadhing(HT)”
と呼ばれております。中身のは同じです。

余力のあるコアに他の作業をさせる技術で、
1つのコアで最大2つの作業を行うことができ、Ryzen7 3700Xでは
8コア搭載されているので、最大16スレッドの処理を行うことが可能です。

基本クロック(プロセッサーベース動作周波数)

クロック周波数大きければ大きいほど、処理能力が高いということになります。
1秒間あたりどれだけクロックするかを表しています。
クロックと言われてもわからないと思うので、CPUの動作の基準t考えるといいです。

例えばRyzen7 3700Xでは、1秒間に36億回のクロックがあります。

クロック周波数が大きければ大きいほど処理能力が上がるメリットがありますが、
発熱が大きくなるというデメリットもあります。

そのため、ノートPCなどでは低周波数のCPUが使われているのです。

ただし、CPUの性能はクロック数が全てというわけではありません。
処理能力の高さの基準と考えておく程度にしましょう。

コア数、スレッド数、クロック数、その他にもメモリ規格などで性能が決まります。

CPUメーカー AMD社とIntel

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今現在、CPUのシェアはこの2社で独占されています。
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Intel社のCPUは現在"Core iシリーズ”がメインストリームとなっており、
その下位モデルに"Pentium""Celeron"があります。
AMD社のCPUは現在”Ryzenシリーズ”がメインストリームとなっており、
その下位モデルに”Athlon”があります。

最新世代のモデルごとに比較すると下記のようになります。

Intel コア数 スレッド数
Core i9 10 20
Core i7 8 16
Core i5 6 12
Core i3 4 8
Pentium 2 4
Celeron 2 2
AMD コア数 スレッド数
Ryzen9 12~16 24~32
Ryzen7 8 16
Ryzen5 6 6~12
Ryzen3 4 4
Athlon 2 4

どちらを選べばよいかわからないですよね。
よくネットの情報で耳にするのが、

ゲームをするなら・・・Intel
動画編集や配信をするマルチタスクなら・・・AMD

と聞きます。尊敬する諸先輩方のベンチマークなどを見ると、
ゲームで重要な1コアにおける性能はIntel社に分があり、

コア数による、総合的な処理能力はAMD社が強いと聞きます。

ベンチマーク・・・CPUなどに負荷をかけ、CPUの処理能力をスコア化したもの。
          CPUの性能の指標になるもの。

おすすめのCPU(2020年10月現在)

10月8日に新世代Ryzen「Zen3」が発表予定ですので、
今現在のCPUでおすすめを紹介いたします。

第1位 Ryzen7 3700X 約4万円前後  PassMarkスコア22711

価格が大体4万円前後ながら、コア数8スレッド数16で、ベンチマークスコアもいいため、超コスパがいいです。何にすればいいかわからず迷っている方は、とりあえずこれを選べば大丈夫です。

特に動画編集やマルチタスクをする方にはとてもおすすめ。
動画のエンコードの時間が短時間で済みます。

また、付属品でRGB空冷CPUクーラーも付いてくるのでお勧めです。(オーバークロックしない方なら十分)

第2位 Ryzen5 3600 約2.5万円前後  PassMarkスコア17781

価格が2.5万円前後です。ゲームはそこまでしないけど、動画編集したい!という方にお勧めです。

また、コスパがダントツでいいので、価格を抑えてPCを組みたい方なら迷わずこれを選びましょう。
こちらの商品も付属でCPUクーラーがついてきます。CPUクーラー費用も浮かせられる。

第3位 Core i5 10400F 約2万円前後  PassMarkスコア13073

価格が2万円前後です。Ryzen5 3600にPassMarkスコアでは劣るものの、コア数、スレッド数が同じで、こちらもまた非常にコスパのいい製品です。
また、コア1つ当たりの性能も低価格ながらよく、最近のネットで話題になってます。ゲーム性能ならRyzen5 3600よりもいいともいわれています。
1つ注意が必要で、このモデルはグラフィック機能がないので、このCPU単品では映像は移りません。
別途グラフィックボードを購入する必要がありますが、このモデルを買う方はゲーミングPC予定だと思いますので、必然的にグラフィックボードを購入するかと思います。


以上でCPUの説明でした。
細かく話すとまだまだありますが、私の知識ではそれ以上のことは説明できません(笑)

少しでも、自作PCに興味を持っていただければと思います。

10月8日発表される新型Ryzenの情報が出次第、内容も更新します。
次回はマザーボードの解説をしようと思いますので、
楽しみに待っていてください。

それではまたの~(^^)/